ボウモア12年

ウイスキーを飲み始めたのはいいけど、バニラの甘い香りがちょっと…いや、だいぶ苦手。香りだけが嫌いなら息を止めればいいじゃないか。と思ったけど、やっぱり後味で残る甘い味は苦手。

なので、なるべく甘くないもの…と辿り着いたのはアイラウイスキー

イギリスの中でもスコットランドで作られたのがスコッチウイスキー。(スコッチを名乗るにはその他にも条件が複雑にありますが。)

更にスコッチウイスキーの中でも大きく4分割された中の、アイラ島で作られたのがアイラウイスキーとかアイラ系なんて言われています。

 


ウイスキーの常識?とは全くの別路線と言って良いほど超スモーキーなアイラウイスキーですが、そのアイラ入門といえばボウモア12年。ということで近くのスーパーで売っていたので購入してみました。税込4200円くらい?

シングルモルトでこの値段なら安いと思ってしまうのは病気でしょうか。

 

 

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アイラ島では最古の蒸留所であり、『アイラの女王』と言われるほどの銘柄。

大麦を乾燥させるために燃やすためのピートは島独特のヨード泥炭を使用するため、ウイスキー自体が潮や磯の香り。そして超スモーキー。ツマミにはボウモアをちょっと垂らした生牡蠣がベストマッチングらしいです。

(私は生牡蠣が食べれないので酒蒸しにしました)

 

 

 

さて試飲。

癖がありすぎるで有名なアイラとは言え、初心者入門はボウモア12!!!ってならイケるでしょ。と軽くみていましたが、想像以上にスモーキーです。

最初に潮の香りが入ってきて、途中は甘味を、そして最後はスモークが広がる。

その広がりが尋常じゃないくらいの煙たさ。

燻製所に口だけを突っ込んで息を吸ったの?並の。

飲んだあとも顔中に煙たさ満載。

このボウモアが25ppmなら、遥かに上のラフロイグ40ppmやアードベック50ppmってどんだけなんだよ!!!!気になって仕方がない。今度試すしかない。

そしてこの潮い風味は牡蠣に合うものわかりますね。海鮮BBQしたい!

 

 

 

最近結構ボトルを買ってたのに、ここに来ての値上げ大爆発。

ウクライナ情勢よりも、原油高からくる輸送費の高騰で、ボトルは1割くらいの値上げになるそうですね。そこに侵略戦争経済制裁から、輸送費は今後更に上がって行きそうな気がします。

そもそも原酒が少なくなって、モノ自体の値段も上がると思っているので覚悟はしていますが。

 

そしてジャパニーズウイスキーのブーム。酒として美味しいっ!!!てなら理解できますが、投機家がジャパニーズウイスキーの今後の価格上昇を見込んでの買い占め。Amazonのなかでも2倍くらいのプレミア価格な現状。

評価が高いのは嬉しいのですが。。。飲んで見たいよぅ